Interview

 

 

 

チョコレート歴21年。周囲の声が高まり、サロンを開業

 

珍しいビーガンチョコを開発。顧客が増えサロン開業へ

もともと料理が大好きで、20代のころには料理研究家のアシスタント経験もある腕前だった美樹さん。

29歳で通いはじめた製菓スクールでチョコレートと出会い、一気にとりこになったという。

「チョコレートは数ある洋菓子の中でもちょっと別格で、手間もかかるし時間もかかるしで好き嫌いがはっきり分かれるジャンル。私は見事にハマったタイプでした(笑)。できあがったチョコレートはまるで宝石のようにキラキラして美しい! ずっと見ていたいほど惚れ込んでしまい、講師のショコラティエがプライベートでやっていた販売を手伝うようになりました」

クリスマスやバレンタインなど大量の注文が入る時期に日参して、プロと一緒にチョコレートを作る。
子供が生まれても赤ちゃんを背負って通っていたというから、美樹さんのチョコレート愛は半端ない。
自分でもよくチョコレートを作り、ちょっとした手みやげやお礼などで周囲にさしあげていたそう。

「ただチョコレートを作ることが楽しくて自分のためにしていたことですが、40歳のころ、ママ友からぜひ売ってほしいといわれて。え、私が作ったチョコを買ってくれるの?と、とても驚きました。申しわけないので材料費だけいただいたのですが、それ以来、オーダーを受けてお譲りするという機会が増えていきました」

マクロビとの出会い

46歳でマクロビの勉強を始めると、乳製品アレルギーのある人などからマクロビでチョコレートを作れないかと問い合わせがくるように。

「試行錯誤を繰り返して、生クリームのかわりにカシューナッツクリームを使うなどオリジナルのレシピを開発しました。
フェイスブックにのせたらオーダーが入るようになり、作り方を教えてほしいという声も多くいただいたので、昨年ビーガンチョコレートのサロンを開くことにしました。
かつてキッチンをリフォームする際、いつかお料理教室を開けるといいなと思って広々としたアイランド型にしていたのですが、思いがけず今、チョコレートのサロンで役立っています。
好きなことをして皆さんに喜んでいただけるなんて、私は幸せ者です!」

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